次回の参加イベントの告知です。
以前の記事でも書いている通り、5月20日(日) インテックス大阪2号館にて開催される同人誌即売会「関西コミティア52」に出展します。
スペースはS-63「VANITAS VANITATUM」です。
コミティアは名古屋では何度か出展していますが、関西では初参加となります。
会場規模も名古屋より大きいようなので不安もありますが、精一杯楽しんできたいと思います。
以下、今回の商品をまとめていきます。
続きを読む久々にポストカードサイズのミニ原画の新作です。5月20日開催の関西コミティアにて販売します。
今回は普段あまり描かないタイプの女の子を描いてみました。
真面目な外面を要求される事に対する反発といったテーマですが、単にエロい感じの娘になってしまったような気もします…。
まあ可愛く描けたとは思うのでこれはこれで…(笑)
今回も水彩紙サンプルの試し描きを兼ねています。
今回使用した紙はワーグマン。
表裏で粗目と細目が使い分けられるのが特徴の紙で、今回は細目を使用しています。
細目とはいえ適度に凹凸があり、表面も強いので鉛筆での描き味が良い印象。
絵の具の定着がやや弱く、重ね塗りにはやや不向きかもしれません。
濡れた状態で絵の具を流し込むと味のあるにじみ方をしますが、乾いた後のぼかしはあまり綺麗にできない印象。
鉛筆での描きやすさは好印象ですが、水彩紙としては自分のスタイルでは少し使いにくいという感じですね。
自分の場合鉛筆の比重が高くあまり紙の特性に左右されないので、これはこれでアリなのですが…。
先日「閉園後には、」に続き、「blossom2018」も全ての会期が無事終了しました。
各会場に足を運んでくださった皆様、コンペで投票していただいた皆様、ありがとうございました!
続いて次回の展示の告知となります。
大阪、SUNABAギャラリーにて5月19日(土)〜30日(水)開催の公募グループ展「花のいろは」に参加させていただきます。
今回の展示のテーマはタイトル通り「花」。
自分も度々扱っているモチーフですね。
様々な作家様の思い描く花が咲き乱れる、華やかな展示となりそうです。
自分は新作と旧作、合わせて2点の作品を出品させていただきます。
新作も先日完成しました。
会期中の5月20日には同じく大阪で開催の「関西コミティア52」に出展します。
こちらの詳細も後日改めて告知したいと思います。
合わせてよろしくお願いします。
グループ展「閉園後には、」の会期が無事終了いたしました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!
展示させていただいた連作の掲載も今回で最後となります。
はじまりの一枚「AM0:00 開演」と対をなす、終わりの一枚です。
今回の連作では閉園した廃遊園地に現れる幽霊の少女を描いています。
一夜限りの儚い存在といったイメージで、色のない真っ白な少女としてデザインしました。
共通するタイトル「閉園後のGiselle」は、バレエの演目「ジゼル」における朝が来ると消えてしまう亡霊のジゼルになぞらえたもの。
夜に咲き朝にはしぼんでしまう月下美人も、テーマを象徴するモチーフとして描いています。
コンセプト上時間の経過を表現したかった事が、連作という表現に至ったきっかけでした。
番外として描いた「Giselleの肖像」は、山田唄様がコメントで推測されていたように少女の生前の姿を描いた遺影と言うべきもの。
一見可愛らしい少女の絵ですが、全体を通してみると切ない印象になるような表現を狙っています。
以下に改めて連作を掲載させていただきます。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
現在開催中のグループ展「閉園後には、」に出展している連作の一枚。
この作品が最もサイズが大きく、時間を掛けて制作したメインのイラストです。
今回のテーマを受けて自分の中で生まれたのがこのイラストのイメージでした。
連作の他の作品はこのイメージを中心にして、前後を埋めるような感覚で制作しています。
少女の衣装やメリーゴーランド、月下美人と細かく複雑なモチーフが多く、自分にとっては挑戦的な内容でした。
全体的に情報量の多い画面ですが、構成としては割と纏まっているのではないかと。
上下の空間のスケールを出すために柱のラインをわずかに湾曲させています。
この作品にも顔彩の銀を使用しており、原画はキラキラしています。
サイズもA3と大きめで、画面で見るよりも迫力があるのでぜひ原画をご覧いただきたいです。
「閉園後には、」の会期は残すところ3日。最終日の4月30日には再度在廊に伺います。
最後までよろしくお願いいたします。
なお、明日からは愛知県のギャラリーカフェ テオにて「blossom2018」愛知巡回展がスタートします。
岐阜本展の人気投票で3位入賞をいただいた作品の大判タペストリーを展示させていただきます。
こちらもよろしくお願いします。
現在開催中のグループ展「閉園後には、」に出展している連作の一枚です。
連作の主な作品には「閉園後のGiselle」と冠しており、この作品は番外といった位置付けになります。
タイトル通り主役の少女の肖像画。
シンプルなバストアップの構図は展示作品としては珍しいですね。
とにかく顔が重要なので、可愛くなれと念じながら描きました。
他の作品は寒色メインのイラストですが、この作品はアンティーク感のあるセピア調を意識しています。
少女の配色やアクセントの花も他とは変えてありますが、そのあたりの意図は後程書いていこうと思います。
「閉園後には、」の会期も折り返しとなり、残すところ一週間です。
先日在廊に伺い展示も拝見しましたが、作家ごとの様々な解釈で描かれた「閉園後」のストーリーが楽しめる見応えある内容です。
お時間あればぜひ、実際にご覧になってみて下さい。
引き続きよろしくお願いいたします。
現在開催中のグループ展「閉園後には、」に出展している作品。
連作となる4点のうち、はじまりにあたる一枚です。
今回は出展作品が多いので、こちらでも会期中から小出しに紹介していこうと思います。
今回のテーマは「××園」という形で具体的な指定はありませんが、自分は廃遊園地を舞台とした一連の作品として制作しました。
少し後での掲載となりますが、この絵には対となるもう一枚の作品があります。
「閉園後のGiselle」と題した一連の作品は新しい試みとして、仕上げに顔彩の銀を使用しています。
画像ではわかりませんが、原画は光を反射してキラキラしています。
アナログならではの表現なので、ぜひ会場にて原画をご覧いただきたいです。
展示の会期は4月30日まで。
4月21日と最終日の30日には在廊に伺う予定です。
引き続きよろしくお願いいたします。