四季連作・秋 ペン入れ
長らくお待たせしております四季連作・秋の制作過程、鉛筆で描き込んでから公開する予定でしたが、ひとまずペン入れが完了したところで公開致します。
下描きから細部を微修正しつつ、主に丸ペンを使用して描いていきました。後先考えずに面倒な下描きをした誰かさんを呪いながらの作業です(笑)
自分はカラーで仕上げる絵でも、割とゴリゴリとベタやカケアミを入れてしまいます。鉛筆や透明水彩では締まりのある力強い黒を作り辛いので、特に絵の主役となる人物等にはインクの黒を活かした陰影で強いコントラストを持たせたいと思うので。
あと、ベタやペンタッチによる表現には一定の自負があるので、それを活かして苦手な部分を補おうという考えですね。
この段階で既にいくつか反省点もあるのですが、特に画面左上の紅葉の葉が大きすぎるのが気になります。細部の描写に気を取られて全体のバランスが疎かになるという、未熟者の見本のような失敗であります。
アナログでは後戻りはできないので、反省しつつ気を取り直して進めていこうと思います。次は遠景を中心に鉛筆で描き込んでいく作業です。
次回はなるべく早く更新したいと思います。