下描きを微修正の後ペン入れをしました。前回の記事で山田様にもコメント頂きましたが、今回の構図は人物を大きく見せる為に他の要素を大きくトリミングした形になっています。その中で最低限モチーフと位置関係がわかるように意識しています。
構図が安定し過ぎないように鎌と墓標の形で画面に流れを作り、視線が循環するような構成を狙いました。
その後鉛筆で描き込んだのがこちら。
今回は伏し目がちの憂いを帯びた表情を意識して描いています。陰影も逆光気味で哀愁感のあるムードを意識して描きました。
女性を魅力的に見せる場合、笑顔を描くのがわかりやすく受けもいいように思いますが、自分はこういった陰のある表情も好きですね。むしろ自分の絵は笑顔の方が少ない気がしますが…。