「箱の中のお店」にて現在開催中のグループ展「我が名は暗黒」に出展している作品です。
ややエロ注意。
今回は展示作品としてアナログ、デジタル合わせて二枚の新作を出展していますが、そのうちのアナログで描いた作品となります。
この作品は随分前に描いたペン画の習作をリメイクしたものとなります。
こうして見るとカラーでしっかり作品として仕上げたという事もありますが、確実に成長しているという実感があり感慨深いです。
月をバックにした煽り気味のアングルなので、衣装も煽りで映えるようなものを意識しました。
随所に配した花は梔子。ゾンビキャラなので朽ち無し、あるいは死人に口無しと掛けています。
花嫁という設定と、死体の青白い肌を活かすためバックを暗く落としてキャラが白く浮かび上がって見えるような配色にしています。
寒色に偏った画面なので、目立たせたいポイントには赤を配しています。
今回はアナログでの着彩なので、ヴェールの透けた感じを表現するのに特に気を使いました。
胸に関しては花嫁らしくドレスを着せつつ、縫合痕のある肌も見せたかったのでむき出しになりました。アングラ展なので少し思い切った表現がしたかったという事もあります。
自分も三十路を迎えて、恥ずかしげもなくおっぱいが描ける程度に大人になったという事で…(笑)
アナログ作品はやはり原画を見ていただくのが一番なので、お時間ありましたら是非会場まで足を運んでいただけますと幸いです。
もう一つの作品も後日こちらで紹介させていただこうと思います。