現在開催中のグループ展「閉園後には、」に出展している連作の一枚です。
連作の主な作品には「閉園後のGiselle」と冠しており、この作品は番外といった位置付けになります。
タイトル通り主役の少女の肖像画。
シンプルなバストアップの構図は展示作品としては珍しいですね。
とにかく顔が重要なので、可愛くなれと念じながら描きました。
他の作品は寒色メインのイラストですが、この作品はアンティーク感のあるセピア調を意識しています。
少女の配色やアクセントの花も他とは変えてありますが、そのあたりの意図は後程書いていこうと思います。
「閉園後には、」の会期も折り返しとなり、残すところ一週間です。
先日在廊に伺い展示も拝見しましたが、作家ごとの様々な解釈で描かれた「閉園後」のストーリーが楽しめる見応えある内容です。
お時間あればぜひ、実際にご覧になってみて下さい。
引き続きよろしくお願いいたします。