SUNABAギャラリーにて開催のグループ展「ヴァニタス 静止した生命」、昨日をもって無事終了いたしました。
ご来場くださった皆様、ありがとうございました!
今回の展示では旧作合わせて3点の作品を出品させていただきましたが、描き下ろしの新作をこちらにも掲載します。
展示のコンセプトが静物画メインという事で、自分にとっては定番の人形を中心に構成していきました。
ヴァニタスの伝統的なモチーフとして生の儚さを象徴する頭蓋骨や花、楽器等を描き、自分なりの解釈でヴァニタスを表現する試みでした。
「死」のイメージが色濃いテーマですが、宗教画のような神聖な雰囲気も意識しています。
タイトルの「VANITAS VANITATUM」は旧約聖書の一節で、「空の空」、「虚無の虚無」などと訳されます。
自分の同人イベントでのサークル名にも使用している言葉ですね。
今回のテーマは自分の表現において普遍的に扱っている死生観に通じるものでもあり、かなり力を入れて制作に臨みました。
全体に細かく情報量の多い画面となり大変な一枚でしたが、その分達成感のある作品です。
現在は引き続き「桜 Exhibition 2019」が東京・Gallery CORSOにて開催中です。
こちらの展示は4月14日まで。13日には自分も足を運ぼうかと思っています。
「桜 Exhibition 2019」は巡回展として、東京流通センターTRCクラブ アーコレードにて「TRC 桜まつり展」が4月21日まで開催中。
4月13日、14日に京都市勧業館みやこめっせにて開催される「京都アートフェスタartDIVE」にて京都巡回展が行われます。
その他詳しい日程は以下のリンクを参照ください。
SAKURA Exhibition — 桜 Exhibition 2019 会期
最後はいつも通りに告知となりましたが、今後の予定も徐々に決まってきていますので引き続きよろしくお願いいたします。