先日「子守唄に揺れる花」の会期が終了となりましたが、今週から展示予定の企画が延期となった事に伴い、アートスープ様のご厚意で一週間の延長展示が決定いたしました。
売約済みの一部作品を除いて、11月14日(日)まで引き続き展示をご覧いただけます。
幅広い表現で、美しく深みのある世界観が感じられる展示となっています。
この機会にご来場いただけましたら幸いです。
作品通販も13日まで対応いただけますので、こちらもぜひご利用ください。
展示は延長となりましたが、予定の会期は過ぎたという事で今回の新作をこちらにも掲載します。
今回の作品は夜に咲く花として有名な月下美人を中心にイメージを広げていきました。
月下美人は夜に咲き朝にはしぼんでしまうという性質から、美人薄命の語源となったとも言われています。
そんな生の儚さを感じさせる花と、人生の空虚を訴えるヴァニタスの思想を重ねて表現しました。
上部の花はエンジェルトランペットの異名を持つキダチチョウセンアサガオ。
この花は夜に強く香る性質を持ち、強い毒性を持つことでも知られています。
今作も金や銀の顔彩を使用しており、細部の描写も含め原画を見ていただけるとより魅力が感じられるものとなっております。
重ねてになりますが、機会があればぜひ会場に足をお運びください。
よろしくお願い致します。