鬼と巫女 着彩1
着彩を進めました。レタッチまではPhotoshopを使用していますが、着彩はCLIP STUDIO PAINTをメインで使っていきます。
まずはモノクロの画像を乗算で配置し、その下にパーツ毎にレイヤーを分けて単色でベースを塗っていきます。寒色系の空間を想定して鉛筆のタッチは少し青系にしてあります。
単純な線画であれば楽に塗り分けできるのですが、がっつりカケアミや鉛筆が入ってしまっているので手作業で塗りつぶす事になりました。デジタルの利点がいまいち活かされていませんね…。
ベースが出来たらパーツ毎に陰影を描き込んでいきます。とりあえずキャラには一通り手が入りました。
白姫は白基調、紅は黒を多めに使い、双方とも赤をポイントで使っています。瑠衣は他の二人にあまり使っていない青系に寄せています。瑠衣だけは空間色の影響を受けないように塗る事で、実体を持たない幽霊である事を表現しています。
白姫をメインとしているので、紅は白姫より明度とコントラストを抑えるようにしています。紅をダークヒーロー的に見せたいという狙いでもあります。
デジタルは使いこなせば効率のいい作画が出来るツールですが、自分はイラストに使うのはあまり慣れていないのでアナログの方が早いです。工夫しながら数をこなせばデジタルの方が早くなるとは思うので、なるべく使って慣れるようにしたいですね。