呪雪 -白魔-
先日グループ展「白霞との契り」が無事終了いたしました。
冬の冷たい空気を感じるような、澄んだ美しさや儚さが魅力的な展示となっていたように思います。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!
今回の出展作品をこちらにも掲載いたします。
テーマは雪女という事で、多様な解釈や表現が考えられるモチーフと言えますが、自分は幽霊(悪霊)としての側面にスポットを当てた形で描いてみました。
恨みを抱く対象に復讐するために幽霊となった女性というイメージで、表情を強く見せる事を重視してシンプルな構成でまとめました。
椿の花は血や切り落とされた首を連想させる要素として、さらに白主体の画面に映えるアクセントとしての役割も意図して描いています。
今回の展示では連作としてもう一枚の新作も出展していましたので、そちらも後日ご紹介させていただきます。
引き続きお楽しみいただければ幸いです。