明けましておめでとうございます。
今年も無事新年を迎えることができました。
年賀絵は昨年末の「雪と伴に溶ける」で描いた作品の流れを汲んだ形となりました。
あっさりとした仕上げですが、手数を抑えた表現も形になってきたように思います。
今年の予定はまだほとんど決まっていませんが、少しずつエンジンを掛けて活動に臨んでいきたいですね。
改めて、今年もよろしくお願いします。
明けましておめでとうございます。
今年も無事新年を迎えることができました。
年賀絵は昨年末の「雪と伴に溶ける」で描いた作品の流れを汲んだ形となりました。
あっさりとした仕上げですが、手数を抑えた表現も形になってきたように思います。
今年の予定はまだほとんど決まっていませんが、少しずつエンジンを掛けて活動に臨んでいきたいですね。
改めて、今年もよろしくお願いします。
今年も年の瀬という事で、一年の活動を振り返ってまとめてみようと思います。
今年最も印象的だったのは、四季をテーマとした通年の企画に参加させていただいた事ですね。
一年を通して取り組んだ長丁場の製作で、その他の予定も合間を縫って組んでいく形となり、大変でしたが充実した活動となったように思います。
昨年はイベント出展があまりできませんでしたが、今年は新刊の画集を製作してイベントもある程度増やす事ができました。
改めて作品も添えて振り返っていきますので、よろしければお付き合いください。
続きを読む今日も「雪と伴に溶ける」出展作品の掲載です。
椿の花の落ちる様は生首の落ちる様と重なり不吉と捉えられる事もありますが、そういった連想から命の終わりというテーマになぞらえて表現した一枚です。
こちらも人物のバストアップでシンプルな構図となっていますが、被写界深度を意識したぼかしの表現を加えて奥行きを演出しています。
手前の花を大きくぼかした描写や逆光のライティング等、割と狙い通りの表現ができたように思います。
今回の作品はいずれも「情報量を絞って見せたいところを見せる」という試みに挑戦した形となりました。
隅々までしっかりと描き込んだ作品も好きですが、構成を精査して無駄を省いていく表現も身に付ければ武器になりそうですね。
これで展示作品3点の掲載も最後となりました。
改めて、四季と死期をテーマとした通年企画にお付き合いいただきありがとうございました。
今年は一年を通して季節というテーマと向き合う事となり、それぞれにモチーフやアプローチを工夫して製作する貴重な経験ができました。
「雪と伴に溶ける」をもって今年の活動は一区切りとなります。
来年の予定はまだ未定となっていますが、そろそろ個展の開催なども視野に入れていきたいと思っています。
現在進行中の案件もあるので、そちらを進めながらゆっくり考えていきたいですね。
今後もお付き合いいただけましたら幸いです。
前回に引き続き、「雪と伴に溶ける」出展作品を掲載します。
こちらは展示DMにも使用していただいた作品です。
DM用の作品は早めに提出する必要があったので、まだ暑い時期に冬の絵を描いていた事を覚えています。
DM掲載を前提に描いたので、人物を大きく入れたシンプルな構図で、パッと見てわかり易い表現を意識しています。
雪女という妖怪は信じた男に裏切られて心の凍りついた遊女の霊という説がある、とどこかで目にした記憶があり、そこからイメージして雪の中佇む女の幽霊というモチーフで描きました。
「ゆびきりげんまん」の「指切り」の元は、遊女が誓いの証として指を切り落として送った事に由来するとも言われます。
青白い画面に差した赤のアクセントが気に入っており、今回の展示では3作とも白と赤の組み合わせを軸としてまとめる形になりました。
残りの作品も追って掲載しますので、引き続きよろしくお願いいたします。
先日グループ展「雪と伴に溶ける」が無事終了いたしました。
儚くも情感豊かな物語を感じられる作品が多く、心に染み入るような良い展示となっていたように思います。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!
今回の展示作品をこちらにも掲載していきます。
こちらは今回の展示作品3点の中で一番大きな、メインとなる作品です。
冬→雪という連想から白雪姫になぞらえて、虚ろに横たわる少女と林檎というモチーフを中心に構成しました。
積極的に死に向かうというわけでもなく、漠然と死にたくなるような憂鬱といったイメージです。
自分はつい画面を何かしらで埋めてしまいたくなるタイプなのですが、今回は余白を活かした表現を意識して、背景に紙の白をそのまま残した仕上げとしてみました。
変則的なポージング等も含めて挑戦的な作品で少し不安もありましたが、こちらの作品はお迎えもいただき、新たな試みを受け入れていただけたという手応えを感じられました。
今後も挑戦する意識を持って、様々な表現を試みていきたいですね。
今回の展示にはあと2点の描き下ろしがありますので、残りも順次公開していこうと思います。
引き続きお楽しみいただければ幸いです。
次回の展示の告知です。
大阪・ぎゃらりぃ あとにて開催の企画公募展「雪と伴に溶ける」に出展します。
会期は2022年12月14日(水)~12月19日(月) となります。
一年を通して開催されてきた四季テーマの企画展、その締めくくりとなる冬の展示です。
テーマは「冬と死」「冬の死」「季節の終わりと儚さ」となっています。
冬は生命の眠りにつく静謐なイメージの強い季節で、四季と死を扱ってきた一連の最後にふさわしいように思います。
今回も儚さや切なさをはらんだ、美しい作品が楽しめる展示となりそうですね。
自分はDMに使用していただいた作品を含む、3点の新作原画を出展予定です。
いずれも自分にとって挑戦的な要素を含んだ作品となっていますので、楽しみにしていただければ幸いです。
今回の展示が今年の最後の活動となります。
機会があれば、ぜひ足を運んでみてください。
どうぞよろしくお願いします。
また間が空いてしまいましたが、次回のイベントの告知です。
愛知県・ポートメッセなごやにて開催の展示販売イベント「クリエーターズマーケットvol.47」に出展します。
開催日は2022年12月3日(土)、4日(日)の二日間となっており、自分は両日出展です。
ブースは2号館M-107「VANITAS VANITATUM」となります。
クリエーターズマーケットは東海地方最大の展示即売イベントで、イラストだけでなくアクセサリーや雑貨等、多岐に渡ったジャンルを取り扱った大規模な催しです。
自分は過去にも数回出展していますが、しばらく離れており久々の出展者としての参加となります。
イベントの詳細は以下のリンクをご参照ください。
今年は新刊の画集も制作したという事で久々の出展を決めましたが、展示用の制作も立て込んでおり目立った新作は用意できそうにありません…。
とはいえ普段の同人誌即売会等と比べればブースが広いので、大きめの原画なんかも持っていきたいと思います。
イベント自体も見応えのある楽しいものなので、よろしければ足を運んでみてください。
以下に今回の商品をまとめていきます。
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