現在開催中のグループ展「閉園後には、」に出展している連作の一枚。
この作品が最もサイズが大きく、時間を掛けて制作したメインのイラストです。
今回のテーマを受けて自分の中で生まれたのがこのイラストのイメージでした。
連作の他の作品はこのイメージを中心にして、前後を埋めるような感覚で制作しています。
少女の衣装やメリーゴーランド、月下美人と細かく複雑なモチーフが多く、自分にとっては挑戦的な内容でした。
全体的に情報量の多い画面ですが、構成としては割と纏まっているのではないかと。
上下の空間のスケールを出すために柱のラインをわずかに湾曲させています。
この作品にも顔彩の銀を使用しており、原画はキラキラしています。
サイズもA3と大きめで、画面で見るよりも迫力があるのでぜひ原画をご覧いただきたいです。
「閉園後には、」の会期は残すところ3日。最終日の4月30日には再度在廊に伺います。
最後までよろしくお願いいたします。
なお、明日からは愛知県のギャラリーカフェ テオにて「blossom2018」愛知巡回展がスタートします。
岐阜本展の人気投票で3位入賞をいただいた作品の大判タペストリーを展示させていただきます。
こちらもよろしくお願いします。