Sweet Strawberry
唐突に異質な感じの一枚です(笑)
4月に参加する企画展のグッズ用に描いたもの。企画展の告知は日が近付いたら改めてさせていただきます。
大きく使用するものではないので、スピード重視でラフな線画からデジタルで仕上げました。この描き方はかなり久し振りですね。
とにかく可愛らしさを重視して、明るいパステル調の色彩を中心に配色しています。
普段の色味と違いすぎて違和感がありますが、何とかそれっぽくなったでしょうか…。
普段は割と平気で色を濁らせていくのですが、今回は彩度を保って明るく仕上げたかったので色の作り方に苦労しました。
今回は目的があって描いたものですが、たまに違ったテイストに挑戦するのは気分転換にもなりますね。
この路線が自分に求められているのかは謎ですが…。
企画展「俺の作品を見れ!!」「blossom2017」告知
東京への二日間の遠征を終え、本日帰宅しました。
アーティズムマーケットにお越しいただいた皆様、ありがとうございました!
東京では沢山のギャラリー等に足を運び、色々な方とお会いできて充実したひと時を過ごせました。
今回は来月参加させていただく企画展の告知となります。
まずは2017年3月4日(土)~3月27日(月)愛知県犬山市の「キワマリ荘」にて開催の「俺の作品を見れ!!」。
この企画はキワマリ荘で毎年行われている自由参加型企画で、期間中好きなタイミングで好きなところに作品を展示できるという手軽な展覧会です。
キワマリ荘は通常のホワイトキューブのギャラリーに加え廃墟部屋という独特の展示スペースを持つ個性的なギャラリーです。
古書店も併設された面白いお店なので、興味がありましたら是非お立ち寄り下さい。
ホームページのリンクを貼っておきます。
http://www.kiwamari.net/index.htm
自分は初日の3月4日に作品を搬入する予定。
作品は旧作ですが昨年のミニ個展「葬馬燈-Funeral memories-」で発表したメインの作品及び、アーティズムマーケットでブースに展示していた新作の二点を置かせていただく予定です。
ミニ個展の作品は思い入れの強い代表作ですが、会期が短かったのでこの機会に再び展示したいと思いました。
新作も1日限りの展示では勿体無いので、この企画にも持っていこうと思います。
続いて2017年3月18日(土)~4月2日(月)岐阜県「淡墨香房」にて開催されるグループ展「blossom2017」。
こちらも毎年開催されている企画展で、「春」をテーマとしたイラスト展です。
詳細は以下のリンクを参照下さい。
こちらの企画は全ての作品が大判のタペストリーに印刷されて展示されるので、大変見応えのある展示となりそうです。
来場されたお客様の投票によるイラストコンペ企画なので、ご来場の際には投票のご協力をお願い致します。
岐阜県での本格的な展示は初となるので、自分の作品はコンペの方はあまり意識せず、自分らしい作風で制作しています。
新しい試みも加え、手応えのある作品となりましたので、足を運んでいただけましたら幸いです。
第11回 ARTiSM MARKET 2017東京-春 告知
次回のイベント出展の告知です。
2017年2月26日、東京都立産業貿易センター台東館4Fにて開催される「第11回 ARTiSM MARKET 2017東京-春」に参加します。
ブースはD−44「VANITAS VANITATUM」です。
アーティズムマーケットは国内最大級のアンダーグラウンド展示即売会を謳うイベントで、全国からアングラ系のアーティストが集うイベントです。
個人的には東京初出展となるので、今後に繋がるきっかけとなるイベントにしたいところですね。
イベントの詳細はリンクを参照下さい。
以下、今回の商品をまとめていこうと思います。
前回のクリエイターズリンクからほとんどラインナップは変わりませんが、新作の原画も用意しています。
続きを読む欠けた半身
ようやく完成しました。正式タイトルは「欠けた半身」。
死んだ双子の片割れを模した人形を抱く少女、というイメージです。
少女の片方が人形である事に気付いた時に設定が見えてくるような狙いで描きました。
前回の記事にて山田唄様から指摘いただいたように、人形と生身の少女の対比として、人形の顔のヒビと少女の涙を対応させて描いています。
前回までで塗り込みは進んでいたので、後はほとんど完成度を上げるための仕上げの作業でした。
水彩で塗り重ねた上からタッチを整えるために鉛筆で加筆を行い、追加した鉛筆のタッチをなじませるために透明水彩を少し重ね、不透明水彩でライトを加筆しました。
最後にアクセントとしてホワイトを散らしてあります。
この仕上げの工程で一気に絵が締まって見栄えが上がってくるように思います。
不透明の加筆は面積としては小さいですが、大きくクオリティを左右する部分です。
画面ではわからないのですが、原画では不透明で描いた部分は紙の下地とは質感が違うのでライト部分が浮き立って見えてきます。
複数の画材による質感の違いが楽しめるのもアナログならではの魅力ですね。
割とスランプ気味で描き始めは苦労した作品ですが、最終的にはいい雰囲気に仕上げられたように思います。
ここまでお付き合いくださった皆様、ありがとうございました。
この作品の原画は2月26日に開催されるイベント「アーティズムマーケット」にて展示します。前述の通り原画でしかわからない味がありますので、都合のつく方はブースにお越しいただければ幸いです。
イベントの詳細も近日中にまとめたいと思います。