冬のイラスト制作中ですが、ちょっと息抜きに二次創作を。
杉基イクラ氏は小説「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」やアニメ映画「サマーウォーズ」のコミカライズ等で知られる漫画家ですが、オリジナル作品でも素晴らしいものを沢山描かれています。
「ナナマル サンバツ」は珍しい「競技クイズ」を題材にした漫画で、ヤングエースにて連載中です。
自分はこの漫画を読むまでクイズには特に関心はなかったのですが、そんな人間が読んでもわかりやすく競技クイズの魅力や奥深さが伝わるように描かれています。仲間との友情やライバルとの競い合い、勝負の駆け引きや努力と成長…と、部活漫画のおいしいところが全てつまった、王道の魅力が楽しめます。
杉基氏は作品毎に多様なテーマで漫画を描いていますが、どんなテーマでも「わかりやすく面白い」という描き方ができる本当に「漫画」の上手い作家だと思います。
キャラは手前から「越山識」、「深見真理」、「井上大将」です。主人公の越山君の所属する文蔵高校クイズ研究会の一年生三人組です。
息抜きという割に、今回は普段描かないタイプのキャラばかりで苦労しました。特に越山君がどうしても似てこなくて苦戦しています。二次創作というのは仕方ないといえば仕方ないのですが、原作者様との実力差を思い知らされて軽く絶望的な気分になりますね。だからこそ練習になるとも思いますが。
冬のイラストの方も週末から一気に進めていきたいと思っています。沢山スターやコメントをいただいて励みになっております。お待たせしておりますが期待に応えられるよう精一杯描ききろうと思います。