新作イラストです。
前回の記事でちらっと書きましたが、次回のイベントの新刊としてミニ原画作品をまとめたミニ画集を発行しようと思うので、表紙用として描きました。
必然的に水彩画集となるので、表紙のイラストは水彩を活かした表現を目指して描いています。
儚い印象を出すため、淡い色遣いを意識して水彩のにじみを多用しています。
鉛筆のタッチは普段より控えめにして、黒の絵の具もほとんど使用していないため、いつになく鮮やかで明るい印象になりました。
画面左側は裏表紙にあたるので具体的なモチーフは描かず、花弁が透けたようなイメージを重ねています。
花弁の表現にはマスキングインクを使用してみました。
マスキングをした上から水彩でランダムに塗り、マスクをはがした後違うパターンで再度マスクをかけて塗り重ねています。
マスキングインクを使用したのは初めてでしたが、効果としては面白いものができたように思います。
エッジが綺麗に決まらずホワイトの加筆で整えたりもしていますが…。
新刊やイベントの詳細については、また後日まとめていこうと思います。