先日グループ展「雪と伴に溶ける」が無事終了いたしました。
儚くも情感豊かな物語を感じられる作品が多く、心に染み入るような良い展示となっていたように思います。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!
今回の展示作品をこちらにも掲載していきます。
こちらは今回の展示作品3点の中で一番大きな、メインとなる作品です。
冬→雪という連想から白雪姫になぞらえて、虚ろに横たわる少女と林檎というモチーフを中心に構成しました。
積極的に死に向かうというわけでもなく、漠然と死にたくなるような憂鬱といったイメージです。
自分はつい画面を何かしらで埋めてしまいたくなるタイプなのですが、今回は余白を活かした表現を意識して、背景に紙の白をそのまま残した仕上げとしてみました。
変則的なポージング等も含めて挑戦的な作品で少し不安もありましたが、こちらの作品はお迎えもいただき、新たな試みを受け入れていただけたという手応えを感じられました。
今後も挑戦する意識を持って、様々な表現を試みていきたいですね。
今回の展示にはあと2点の描き下ろしがありますので、残りも順次公開していこうと思います。
引き続きお楽しみいただければ幸いです。