先日に引き続き、「白霞との契り」に出展していた作品を掲載します。
前回の「呪雪 -白魔-」からの連作という位置付けで、恨みを晴らした後に雪のように溶けて消えてゆくイメージで描いています。
-白魔-では恨みの表情を前面に出した表現を意識していましたが、こちらは虚ろげな表情で儚さを感じさせるような表現を目指しています。
色味も近い雰囲気ではありますが、雪解けのイメージという事で少し温かみが感じられるよう、ライトをイエローに寄せて仕上げました。
今回の雪女というモチーフは実際の展示でも作家ごとに様々なイメージで描かれており、解釈に幅のある面白いテーマだと感じました。
構想段階で異なったアプローチのアイデアもあったので、機会があればまた挑戦してみたいですね。
またしばらくはご依頼等の水面下作業となりそうですが、展示やイベントの予定も決まり次第告知させていただきます。
引き続きよろしくお願いいたします。