在りし日の微笑
先日グループ展「Doll's House」が無事終了いたしました。
人形というモチーフを様々な角度から表現された作品が集まり、好きなテーマということもありとても楽しめる展示となりました。
ご来場くださった皆様、ありがとうございました!
今回の新作をこちらにも掲載いたします。
廃墟に打ち捨てられた人形という過去にも描いたことのあるシチュエーションですが、今回は室内の空間を意識した構成、演出を重視して表現しています。
薄暗い室内を想定して、窓からの月明かりを限定的な光源としたライティングで人形の肢体を印象付けるような形を目指しました。
全体を青みがかった色調でまとめ、花弁や瞳の赤で要所に視線を集めるよう意識しています。
今後はしばらく依頼制作等の水面下の作業に戻ることになりそうですが、また年明けあたりから展示等の予定も入ってくると思います。
表立った活動は控えめとなっておりますが、また予定が決まり次第告知させていただきます。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。