ジゼル 下描き
このところキャラ単体のイラストが多かったのですが、そろそろちゃんとした一枚絵を描こうと思います。完成までに時間が掛かるのでまた制作過程を公開していきます。
この絵は有名なバレエの演目「ジゼル」をイメージして描いています。恋人に裏切られて狂乱の末に死んだ少女ジゼルが、「ウィリ」という精霊となって恋人と再会する物語ですね。
今回は画面を少し傾けて構図をとっています。あえて不安定な画面にする事で亡霊のジゼルの儚げな印象や浮遊感を強調するとともに、背景の空間に広がりを感じさせる効果を狙っています。
今回はこのところ試していた技法も活かして、少し変則的な描き方をしてみようと思っています。どういう仕上がりになるか自分でも読めないところがありますが、その分楽しみでもありますね。