先日東京での個展「Re:birth」が無事終了しました。
前のめり気味に決めた東京での個展開催でしたが、全日在廊させていただいた事もありいい経験となりました。
集客はさすがに地元・名古屋に比べれば劣ったものの、展示作品のお迎えもあり手応えの感じられる結果を出せたと思います。
このブログを通して以前から交流させていただいている方ともお会いでき、思い切って東京に飛び込んだ甲斐がありました。
改めて、ご来場いただいた皆様ありがとうございました!
今日から個展に描き下ろした作品を順次こちらにも掲載していこうと思います。
まずはDMにも使用した作品を。
ややグロ描写がありますので、苦手な方はご注意ください。
-もう二度と、産まれてくることのないように-
この作品は名古屋での個展「REINCARNATION」にて描き下ろした「少女煉獄」シリーズの最後の一枚にあたります。
連作で描いた少女の一人「薊」が、生まれ変わる前の魂が浄化される煉獄において転生を拒絶し、ひとり煉獄に留まっている姿です。
裂けた腹から伸びるへその緒は生前彼女が妊娠していた事の暗示であると共に、今の彼女が産まれる前の状態であることから彼女自身を胎児に見立てています。
お正月から何を展示しているんだ、という感じの内容ですが、それはそれで自分らしい気がします。
他の作品も決して明るいとは言えない感じになりますが、引き続きご覧いただければ幸いです。