ご依頼をいただき動画用のイラストを制作させていただきましたので、紹介します。
以前にも動画や小説表紙のご依頼をいただいた、エコー様の新作動画となります。
#エコーアニメ
— エコー (@echo_novel01) 2022年1月23日
エコー✖️夕橙 @yudie_20320514 第二弾
『星の意思』
我らの悪しとするが星の望みなら、それは悲劇だhttps://t.co/39YGYvup1W #ノベルアッププラス#イラスト #動画#絵柄が好みっていう人にフォローされたい
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今回のテーマは生命の本質としての侵略や搾取、ひいてはそれが星の意志と言えるのではないか?といったもの。
エコー様らしい皮肉の効いた題材で、普段の自分の作風とは異なる表現に挑戦することができました。
今回は動画の展開に合わせて差し替えられるよう、差分を含めた形で制作しています。
侵略的宇宙進出といったイメージを基に、地球から軌道エレベーターが異星に到達している状態を描き、差分でさらにイメージを展開しています。
髑髏の浮かびあがった地球を頭部として、軌道エレベーターを脊柱に見立てた骸骨のビジョンを重ねて侵略者としての地球を表現しました。
絡みつくイバラは資源を吸い上げ搾取するイメージ。赤に白斑の薔薇には「戦争」の花言葉があります。
差分の制作を前提に下絵はアナログの鉛筆画を別々に描いて、デジタル合成で一枚の作品に仕上げています。
こうした手法もこれまでにない試みで、依頼制作ならではの挑戦要素の多い作品となりました。
当初はよりSF色の強いイメージを提示されていましたが、自分の描けるモチーフの引き出しや得意な表現と擦り合わせて相談する中でファンタジー色の強いビジュアルに落とし込む形となりました。
自分の作品を理解してくれている先方に甘えた形とも言えますが、お互いの個性を活かしたコラボとなったのではないかと思います。
文字や差分を含めた演出の加わった動画も面白い仕上がりとなっていますので、そちらもご覧いただければ幸いです。