狐と死人
本日グループ展「落ち葉を連れて朽ちる」が無事終了いたしました。
今回は作業が立て込んでおり在廊は叶いませんでしたが、webで拝見した限りでも充実した良い展示となっていた事が感じられました。
ご来場くださった皆様、ありがとうございました!
「落ち葉を連れて朽ちる」及び「fructus2022」にて出展していた作品をこちらにも掲載いたします。
両展示は秋がテーマという事で、秋の花であり個人的にも好きなモチーフの彼岸花を中心に構想を練っていきました。
彼岸花は曼珠沙華の別名も有名ですが、他にも様々な異名があります。
今回はそんな異名の中から「狐花」と「死人花」というものに着目して、二人のキャラクターの関係性をメインに見せる構成としています。
ある少女に恋をした妖狐が、亡くなった少女の遺体を妖力で蘇らせたといったシチュエーションをイメージしています。
彼岸花はこれまでも何度か描いてきましたが、実を言うとかなり苦手なモチーフでこれだけの量を描くのには苦労しました。
苦労の甲斐あって(?)好みの世界観に仕上がり気に入っています。
二週続けての展示に区切りがついたところですが、この後もイベントが迫っています。
そちらも追って告知させていただきますので、引き続きよろしくお願いいたします。