グループ展「我が名は暗黒」出展作品の二枚目です。
こちらはデジタル作品。ややグロ注意。
童話「赤ずきん」を元にアレンジを加えたイラストです。
狼に食われた少女が腹を破って出てきたというイメージ。血を浴びて黒いフードが赤く染まった「赤ずきん」です。
元々構想はあったものの出しどころが無かったもので、今回のアングラ展はまさに好機でした。
空間や質感の描写、色の幅や構図等、これまでの経験が活きたように思える一枚で、割と自信作となりました。
フードは赤というより黒の印象が強くなったのですが、見た方に特に説明せずとも「赤ずきん」とわかってもらえていたようで安心しました。
今回の展示では普段より一歩踏み込んだ表現を意識して、こちらは内臓等グロ系の描写に挑戦しています。
見る分には割と好きなのですが、描くとなると一定の「美しさ」を求めてしまうのでそこまでえぐい表現にはならなかった気がします。
そこは感性や好みの部分になるので、自分の絵はそれでいいのだとも思います。
「我が名は暗黒」の会期は残すところあと二日。最終日の17日の展示は17時までとなりますので、お越しの方はご注意ください。