先日グループ展「酒と煙草と女展」が無事終了いたしました。
コロナ禍にありながら多くの来場者に恵まれ、盛況となったようで幸いです。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!
今回の出展作品をこちらにも掲載します。
タイトルの「アネステージア」の意味は"麻酔"。
希死念慮をやり過ごすための麻酔として酒や煙草を摂取するというイメージで描きました。
麻酔薬の原料としても使用されていた植物で、日本麻酔科学会のシンボルマークにも使用されているそうです。
華やかなアプローチも可能なテーマではありましたが、自分の発想だとどこか陰鬱なイメージの方がしっくりきます。
彩度もかなり抑えてモノトーンに近い色味で仕上げました。
全体に動きの乏しい画面なので、唯一動きの感じられる煙草の煙の描写に特に気を遣っています。
展示が終了したばかりですが、次回の活動となる即売会「大須ファンフェス」も間もなくの開催となります。
引き続きよろしくお願いいたします。