Snowdrop
先日、グループ展「雪夜に見つけた花の名は」が無事終了いたしました。
難しい情勢の中での開催でしたが、ご来場くださった皆様ありがとうございました。
今回の出展作品をこちらにも掲載いたします。
今回の作品はテーマ「雪」にちなんでスノードロップの花を中心に着想したものとなりました。
スノードロップには「慰め」という花言葉があり、地域によっては死の象徴としての側面を持つと言われています。
可憐な姿とどこか哀しげなイメージから、墓地に佇む幽霊の少女という情景を描いています。
今回は割と珍しくパースを強めに掛けて、月を背負ったアオリの構図を取りました。
小さい花を印象的に描く事と、幽霊の表現として脚の透けた描写を入れるための選択でしたが、相対的に顔が小さくなってしまうので細かい描写が難しく苦労しました。
脚のスッと消えていくような表現が個人的には気に入っています。
これにて年内の活動は全て終了となりました。
また今年のまとめとして記事を投稿するかと思いますが、ひとまず一年お付き合いいただきありがとうございました。
今後もよろしくお願いいたします。