先日グループ展「新緑の中に消える」が無事終了いたしました。
夏という季節から感じられる生命力と、強い日差しが作る影のような憂いを帯びた、深みのある展示となったように思います。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!
今回の出展作品をこちらにも掲載していきます。
今回描き下ろした作品の一枚目は、枯れた花の姿が髑髏のように見える事で知られる金魚草をモチーフに、メメント・モリ(死を忘れるな)をテーマとして描きました。
死に対する生の象徴として描いた金魚を際立たせるように、全体をモノトーンに近い抑えた色調で仕上げています。
人物のポーズや髪の動きで浮遊感を表現して、地味目の画面ながら一定の動きが作れたのではないかと思います。
今回はもう一点描き下ろしの新作を出展していましたので、そちらも追って掲載したいと思います。
引き続きよろしくお願いします。