「またね。」
前回に引き続き、「新緑の中に消える」に出展した新作を掲載します。
こちらは鬼灯の花言葉「嘘」「欺瞞」を元に構想した一枚です。
夏のある日に居なくなった少女の、別れ際の姿といったイメージ。
鬼灯に隠れた表情や頬を伝う涙など、含みを持たせた演出を意識しています。
自分の絵としては色相の幅が広く色味の強い作品となり、色味を抑えた「朽花謳うメメント・モリ」と並ぶと対照的な見え方になっていたように思います。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
次回の展示は7月6日〜7月10日開催の「物語に咲く華の名は」です。
まだ参加作家も募集中となっていますので、ご興味あればご検討ください。
引き続きよろしくお願いいたします。