小説「死の手招き」表紙画を描かせていただきました。

ブログをかなり放置してしまっていますが、久々の更新です。

不適合作家エコー様の小説作品「死の手招き」の表紙イラストを描かせていただきました。

作品は以下のリンクにて通販対応されております。

echo-novel.booth.pm

エコー様は「不適合作家」というキャッチコピーからも読み取れるように、ひねりの効いた風刺的な作風が特徴的な作家様です。

鋭い読み味の短編から壮大な長編作品まで様々手掛けられていますので、興味のある方はぜひチェックしてみて下さい。

echonovel.amebaownd.com

今回表紙を描かせていただいた作品「死の手招き」は死生観をテーマとした独白調の短編作品で、軽妙な語り口ながら深みのある作品となっております。

作品のテーマ自体は自分も度々扱ってきたものですが、内容を表現するにあたっては普段の作風とは違ったアプローチが必要だと感じ挑戦的な制作となりました。

ちょうどツイッターのフォロワー様から「だまし絵のような作品を描いてみてほしい」といったアイデアをいただいており、作品のテーマとも合致したため「引きで見ると髑髏に見える」という仕込みを中心に構成しました。

作品の原画は10月開催の個展「REINCARNATION」前期、「喪ノ黒」にて展示する予定です。

小説共々よろしくお願いいたします。

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「REINCARNATION」キャラデザラフ

更新ペースが落ち込んでいますが、先日告知させていただいた初個展「REINCARNATION」に向け、絶賛地下活動中です…。

今は描き下ろし連作のイメージ固めをしています。

何枚かラフを描いてみて主なキャラクターのイメージができてきたので、並べてそれらしく加工してみました。

簡単ですが進捗報告までに…。

今後実製作に入っていきますが、当分は製作にかかりきりとなりイベント等の予定も無いので、こちらの更新もかなり少なくなるかと思います。

ツイッターの方では簡易的に進捗をつぶやいているかもしれませんが…。

個展の会期が近づく頃には告知等も増えるかと思いますので、見捨てずに待っていていただけると嬉しいです。

個展「REINCARNATION」告知

長いこと更新が止まってしまいましたが、水面下で色々準備していました…。

というわけで、今回は重大告知です。初の個展を開催します！

夕橙個展「REINCARNATION」

名古屋「箱の中のお店」にて、前期・後期の二部構成で開催します。

前期・喪ノ黒　2018.10.22(Mon)〜10.28(Sun)

新作のモノクロ画を中心に、デジタル作品の元原画等を含んだ未発表作品が多めの展示となります。

後期・死生彩　2018.10.29(Mon)〜11.04(Sun)
着彩作品を中心として、過去の代表作から新作まで、活動の軌跡を一望する展示となります。

 

これまでにも「ミニ個展」という形での展示はありましたが、今回は会場を全て使用しての完全な「個展」となります。

過去作から新作まで、自分の世界観の全てを出し切れる機会なので今まで以上に力を入れて臨みたいと思います。

会場の箱の中のお店は作家活動を始めてから今に至るまで、大変お世話になってきたホームグラウンドです。

初めての個展はここでやろうと決めていました。

今年に入ってからは主に愛知県外で活動し、箱さんの企画展にはあえて参加していません。

それも今回の個展を見据えた事で、個展までに少しでも多くの方にアピールしておきたいという考えがありました。

本当に素敵なお店なので、愛知県外での活動で自分を知って下さった方も、ご都合つくようなら是非箱の中のお店に遊びに来ていただきたいです。

とはいえ二部構成という形態は遠方の方には優しくないので、大阪、東京については少しでもフォローできるよう計画しています。

そちらについては追って告知できればと思います。

最後にメインビジュアルのイラストの全体を載せておきます。

自分のこれまでの活動の集大成となる展示です。

改めて、よろしくお願いいたします。

Angel's Trumpet

昨日5月30日をもって、グループ展「花のいろは」が無事終了しました。

ご来場くださった皆様、ありがとうございました！

画像は今回出品の新作です。

メインモチーフの花はエンジェルトランペット。キダチチョウセンアサガオ、ダチュラとも呼ばれる毒性のある植物です。

毒を孕みながらも幻想的で美しいこの花のイメージから、美しくも不吉な死神のような女性を描いています。

今回は普段あまり描かないような、真横からの平面的な構図に挑戦してみました。

画面の抜け感を意識して、背景は思い切って白く残しています。

顔はヴェールで隠しているのに対し、普段は省略している唇にはワンポイントとして紅を差しています。

全体的に挑戦的な要素が多い一枚となりましたが、展示でも好評いただけたようで良かったです。

次回の展示は6月5日より、Gallery螺旋にて開催の「あなたがいないといきもできない」です。

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東京では久しぶりの展示となるので、お近くの方はぜひ足を運んでみてください。

よろしくお願いいたします。

グループ展「あなたがいないといきもできない」告知

昨日は関西コミティアに出展してきました。

関西コミティアは初出展でしたが、大変盛況で活気を感じる楽しいイベントでした。

多くの方に作品を手に取っていただき、以前の大阪での展示を見て下さった方もいて手応えを感じられました。

また関西コミティアにも参加の機会を作りたいですね。

足を運んでいただいた皆様、ありがとうございました！

続いて次回の展示の告知です。

東京・高円寺のGallery螺旋にて開催されるグループ展「あなたがいないといきもできない -スキ　アナタニ　オボレル-」に参加させていただきます。

会期は2018年6月5日(火)〜10日(日)となります。

今回のテーマは「歪んだ愛」。

ダークで情感溢れる濃い内容の展示となりそうです。

自分は旧作での参加となりますが、過去の展示でも好評いただいたお気に入りの作品を出展させていただきます。

東京での展示は久し振りなので、お近くの方はこの機会にぜひ原画をご覧ください。

現在は大阪・SUNABAギャラリーの公募グループ展「花のいろは」が開催中です。

会期は5月30日まで。

美しい花々の姿を様々な画材、技法による表現でお楽しみいただける、見応えある展示となっております。

こちらもよろしくお願いします。

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「Egoism」「Angel」

「Egoism」

「Angel」

直前となってしまいましたが、5月20日開催の関西コミティアで販売するミニ原画の新作です。

比較的手軽に描けて、値段も抑えめの原画を作ろうという考えでポストカードサイズの鉛筆画を描きました。

モノクロで成立させる分、着彩原画の下絵よりはしっかり描き込んだのでそれなりに時間はかかりましたが…。

価格は各2,000円の予定です。

今回は普段の水彩紙ではなく、表面の平滑なケント紙に描いています。

昨年参加させていただいた鉛筆画展「graphiteノ無限回廊」を実際に拝見した際に多くの方がケント紙で制作されていたので、試しに使ってみました。

表面に凹凸がない分濃い黒が乗りやすく、紙色も癖のない白色なのでコントラストの高い画面が作れる印象。

平滑で摩擦が弱いためか指等でこすってぼかす技法は使いにくいですが、鉛筆の濃さを変えて丁寧に仕上げれば滑らかな仕上がりにできそうです。

鉛筆のみで仕上げる場合にはかなり向いているようですね。

関西コミティアのその他の商品等は以下の記事にてまとめてあります。

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また、本日5月19日より大阪・SUNABAギャラリーにてグループ展「花のいろは」がスタートします。

合わせてよろしくお願いいたします。

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アリス-20180514-(スティング「バロック」より)

唐突な二次創作。

というのも本日5月14日は、このブログでたまに取り上げているゲーム「バロック」作中における重要な事象「大熱波」の起きた日付とされており、ファンの間では大熱波記念日として特別な1日となっています。

そんなわけで自分も今年は何か描きたいと思い、イベント直前なのに急ピッチで描いたものがこちら。

さすがに手数は意識して抑えていますが、割とガチめに描いてしまいました（笑）

今回描いたのはメインヒロインの一人である「アリス」。

バロックはセガサターン、プレイステーションでリリースされたオリジナル版と、後にプレイステーション2、Wiiでリリースされたリメイク版が存在し、今回はリメイク版のデザインで描いています。

鉛筆で下絵を作り水彩で下塗り、仕上げをデジタルで行うという行程で制作しました。

近頃はアナログ作品がほとんどなのですが、自分の個性や技術を発揮出来る手法だと思うのでこうした合わせ技も使っていきたいところです。

このブログの読者様にバロックファンが存在するのかは謎ですが、改めて大熱波記念日おめでとうございます！

古い作品ではありますが、知らない方にも興味を持っていただけたら嬉しいですね。