小説「flower」表紙画を描かせていただきました。
小説作家の佐倉愛斗さんから依頼をいただいて、新刊小説「flower」の表紙画を担当させていただきました。
佐倉愛斗さんは愛と恋と性を主題に主に恋愛小説を手掛けられている小説作家で、昨年主催した企画展「サヨナラセイメイ。」にも参加していただきました。
確かな筆力で情感溢れる文章を書かれる方です。
以下のサイトに作品が掲載されていますので、興味のある方は是非ご一読を(一部作品はR18)。
表紙画を描かせていただいた新刊「flower」は2018年3月25日(日)、名古屋国際会議場にて開催される「名古屋コミティア52」にて販売されます。
スペースはC-7「渇き」。
同時発売の新刊や既刊もあるようなので、名古屋コミティアにお越しの際は手に取ってみて下さい。
名古屋コミティアは自分も申し込んでいたのですが、抽選で落ちたためスペースが取れませんでした…。
自分は一般参加となりますが、楽しんできたいと思います。
小品「花言葉」
3月18日より開催の企画展「blossom2018」に合わせた新作グッズとして、小品を4点制作しました。
過去に描いてきた花言葉をテーマとしたイラストを基にした、百均のミニ額サイズのイラストです。
「勿忘草-私を忘れないで-」
「鳳仙花-私に触れないで-」
「黒百合-恋/呪い-」
「アネモネ-はかない恋-」
サイズは55×55mm。
このサイズで絵を描くのは初めてでしたが、とにかく小さくて構図を作るのも細かく描き込むのも大変でした。
実物は画面で見る以上に小さいですが、工程的には普段のアナログ作品と同じ手法で描いています。
物販では原画に加え、同絵柄を使用した缶バッジを制作して販売します。
人物がメインの絵は身に付けたり持ち歩くグッズとしては使い辛いのではないかとも思うので、試験的に人物以外のモチーフをメインにしたグッズを用意してみようという狙いです。
過去に描いた花言葉シリーズの作品はこちら。
「アネモネ」は「blossom2018」出展の新作となります。
岐阜本展の会場では原画も展示する予定ですので、お近くの方はぜひ足を運んでみて下さい。
「Lingerie×Heroine-Salome-」「Lingerie×Heroine-Ophelia-」
昨年11月より愛知、岐阜、大阪、東京の4会場を巡回してきた「下着×女子π」の全ての会期が無事終了いたしました。
各会場にお越しいただいた皆様、ありがとうございました!
展示していた作品をこちらにも掲載したいと思います。
「Lingerie×Heroine-Salome-」
「Lingerie×Heroine-Ophelia-」
今回のテーマは「下着女子」ですが、二枚制作する必要があったので単純に下着の女の子を描くというだけでは不十分に感じ、個人的なテーマを「ヒロイン」として制作しました。
タイトルにもある通り、それぞれ戯曲に題材を取り「サロメ」よりサロメ、「ハムレット」よりオフィーリアをイメージして描いています。
並べた際の面白みを考慮して、雰囲気や色調も対照的に見えるよう意識しています。
サロメは以前にもモチーフとして描いたことがありますが、以前のものとは雰囲気を変えてややロリ系にしてみました。
ヨカナーンの首は本来生首なのですが、過度なエロやグロテスクな描写はNGなので骸骨にしてあります。
花言葉にちなんだ黒薔薇は以前の作品から引き継ぎました。
オフィーリアはサロメとの対比を意識して、巨乳(当社比)にしました。
緑色をベースにした色調は自分の絵では珍しいですね。
水彩の下塗りの時点でランダムに色を飛ばして変化を付けています。
今回の企画は四ヶ所巡回の長期にわたるものだったので、全体像の掲載はようやくといった感があります。
様々な会場で展示させていただき、多くの方にご来場いただけたのではないかと思います。
今回の展示作品をすべて収録したカタログは、今後参加作家各自で在庫を販売いたします。
自分もイベント等で販売させていただきますので、展示をご覧になれなかった方も機会があれば手に取ってみて下さい。
次回の展示は3月18日より、岐阜県 淡墨香房にて開催の「blossom2018」です。
ミニ個展も同時開催させていただきますので、よろしくお願いいたします。
グループ展「blossom2018」告知
次回の参加展示の告知です。
TaMa様の主催で毎年開催されている春がテーマのアートコンペ「blossom」に、昨年に引き続き参加させていただきます。
来場者による投票が行われる岐阜本展は2018年3月18日(日)〜31日(土) 淡墨香房にて開催。
結果発表を兼ねた愛知巡回展は4月28日(土)〜5月2日(水) ギャラリーカフェテオにて開催です。
今年はさらに「寄り道展」として、4月7日、8日の土日に岐阜県エコードリームカフェにて上位5作品の展示が行われます。
「blossom」は前述した通り来場者の投票によって順位が決まるコンペ形式の展示です。
自分は昨年の「blossom2017」で、おかげさまで2位をいただくことができました。
今年は昨年1位のMayo様が不参加となるため、繰り上がりで岐阜本展でのミニ個展同時開催権をいただいています。
岐阜本展ではすべての作品が大判タペストリーで展示され大変見応えありますので、ご都合つく方はぜひご来場下さい。
今年は何度か手掛けている、花言葉をテーマとしたイラストの新作を出展します。
昨年出展作が評価いただけた分プレッシャーもありましたが、今年も良い絵が描けたと思っています。
岐阜本展では原画も展示させていただく予定なので、ミニ個展共々よろしくお願いいたします。
Numb
特殊書店BiblioManiaにて開催の「葬式展」、無事会期終了いたしました。
画像が今回の展示に描き下ろした新作イラストとなります。
加えてDM用に製作した「眠る処女に、餞を」の原画も展示させていただきました。
タイトルの「Numb(ナム)」は「麻痺」「無感覚」といった意味の言葉で、魂のない死者、人形という存在の空虚さ、死者を模した人形を飾る遺された者の心情などを象徴するイメージです。
もちろん念仏の「南無」とも掛けています(笑)
DMのイラスト同様、葬式をイメージしたイラストなのでモノクロに近い色味となっています。
こちらは背景を細かく描き込んでいるため、微妙な色の変化や明度のコントロールにかなり気を遣いました。
単色であっさりと描いた遺影の少女に対し、人形の描写は立体感と生々しさを意識しています。
今回の展示は企画段階からお手伝いさせていただきましたが、初のBiblioMania主催企画という事もあり多くの反響を呼んで盛り上がったように思います。
ご来場下さった皆様、ありがとうございました!
第16回 ARTiSM MARKET 2018大阪-春 告知
次回の参加イベントの告知です。
2月18日、大阪の堺市産業振興センターにて開催される展示即売会「第16回 ARTiSM MARKET 2018大阪-春」に出展します。
ブースはE-31「VANITAS VANITATUM」。
アーティズムマーケットは昨年の東京開催の際に一度出展させていただきましたが、今回は大阪での開催です。
大阪での即売イベントへの参加は初となりますので、関西方面の方はこの機会に足を運んでいただけましたら幸いです。
アングラをテーマとしたイベントとしては国内最大規模、魅力的な出展者も多数参加されるので自分も楽しみにしています。
以下に販売予定の商品をまとめていきます。
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