先日グループ展「森の遊園にて」が無事終了いたしました。
見応えある作品に加え、内装やBGMも含めた空間がとても魅力的で世界観のある展示となりました。
ご来場くださった皆様、ありがとうございました。
出展していた作品をこちらにも掲載させていただきます。
今回は「廃墟」というテーマから連想した「風化」をキーワードとして、時間の経過を感じさせるストーリー性のある表現を意識しました。
亡骸と人形、花や蝶といったモチーフは自分がこれまで描いてきた作品にも頻出していますが、初出展の会場という事もあり自分の世界観を詰め込んだ一枚となりました。
全体的に暗く落とした画面の中で、わずかに差す光でモチーフが浮かび上がるような演出を狙っています。
情報量も多く、何度も塗り重ねて深みのある色を作る必要があり大変な一枚でしたが、そこそこ狙った雰囲気は出せたように思います。
少し早いですが、この展示をもって年内の活動予定は終了となりました。
しばらくは水面下での制作活動となっていきます。
来年からの予定は決まってきていますので、またおいおい告知させていただきます。
こちらの更新も相変わらずスローペースとなりそうですが、お付き合いいただけましたら幸いです。