鬼女ノ舞
先日グループ展「fructus2021 愛知展覧会」が無事終了いたしました。
昨年までの春をテーマとした「blossom」とは作品の雰囲気も変わってきて、秋の彩りが感じられる魅力的な展示となりました。
ご来場くださった皆様、ありがとうございました！
今回の出展作品をこちらにも掲載します。
今回は秋がテーマという事で、秋らしいモチーフの紅葉と絡めてアイデアを固めていきました。
伝説に語られる鬼女、紅葉をイメージして制作しています。
鬼女紅葉は平安時代、貴族の寵愛を受けながら京を追われて鬼となったとされる人物で、伝説の残る戸隠では貴女として慕われていたともされています。
鬼らしい強さと貴人らしい優美さを意識した、美しく格好良い女性を目指して描いています。
舞の優雅さを表現するため、紅葉の葉や髪、袖の形等で画面全体に流れるような動きを作る事を狙いました。
妖怪繋がりという事で、以前描いた「九尾ノ狐」と対になるような構成も意識しています。
「fructus2021」はこの後、ギャラリームースにて岐阜巡回展が予定されています。
会期は2021年10月29日(金)〜11月10日(水)。
岐阜巡回展ではタペストリーに加えて、原画の展示も予定しています。
金の顔彩の質感等はデータでは再現できないものなので、機会があればぜひ会場にて原画をお楽しみください。
引き続きよろしくお願いします。
Mother
先日グループ展「Ready Worst-惡女-」及び「絵に閉じ込めた人形たち2」が無事終了しました。
緊急事態宣言のため遠方の「絵に閉じ込めた人形たち2」には伺えなかった事が心残りですが、両展示ともに厳しい情勢下でも盛況となったようで幸いです。
ご来場くださった皆様、ありがとうございました！
「絵に閉じ込めた人形たち2」に出展していた新作をこちらにも掲載いたします。
今回は「亡くなった少女を模した人形を抱える母親」といったシチュエーションをイメージして制作しました。
現実を受け止めきれない母の心情を表すように目隠しをして、喪に服すイメージとして菊の花を添えています。
蝶の鱗粉のように顔彩の銀を乗せているので、原画は結構キラキラしています。
折角なのでまたどこかで原画も展示したいですね。
次回の秋をテーマとしたグループ展「fructus2021 愛知展覧会」も開催間近となっています。
こちらも機会があればぜひご来場ください。
引き続きよろしくお願いします。
「子守唄に揺れる花」開催告知
展示ラッシュが迫る今日この頃ですが、今回も告知です。
群馬県のギャラリーアートスープにて、夕橙＆夜々 2人主催企画展「子守唄に揺れる花」を開催します。
テーマは「花と夜」、会期は2021年10月29日（金）～11月7日（日）となります。
今回の展示は活動初期から仲良くしていただいている夜々さんとの共同主催です。
会場となるアートスープ様の事は以前から存じており、今回ご縁があって主催をさせていただく運びとなりました。
群馬での展示自体初となりますが、良い展示となるよう準備していきますのでよろしくお願いいたします。
現在は参加作家の募集が始まっています。
ご興味ある方はぜひ出展もご検討ください。
詳細の確認と出展のお申し込みは以下より。
展示のメインビジュアルも手掛けさせていただきました。
こちらのイラストは共同主催の夜々さんの世界観をお借りして描かせていただきました。
夜々さんの魅力的なキャラクターや物語の世界を自分なりに表現しています。
コラボのメインビジュアルにして、夜々さんへのファンアートでもある一枚です。
中心となっているアンデッドのマリーちゃんは、夜々さんのキャラの中でも個人的に印象の強い娘です。
自分が夜々さんを知ったきっかけも、同時に参加していた展示「メリーバッドエンド・アンデッド」で描かれていたマリーちゃんでした。
梔子の花は死者への手向けとされ、天国に咲く花とも言われます。
夜々さんの仄暗くミステリアスな世界観を、自分らしいアプローチで描く事が出来たのではないかと思います。
現在も新型コロナウィルスの感染状況は予断を許さず、情勢次第では延期の可能性もありますが、開催に向けて自分も新作の制作を進めていこうと思います。
主催という立場ですが純粋に展示を楽しみにしているので、読者の皆様にも楽しんで盛り上げていただければ幸いです。
引き続きよろしくお願いいたします。
Elizabeth
ミニ原画の新作です。
8月30日より開催のグループ展「Ready Worst-惡女-」に合わせて急遽仕上げました。
展示物販及び通販にて販売予定です。
出展予定の作品「陶酔」に合わせて、血で満たした浴槽に浸かるエリザベート・バートリをイメージして描きました。
ポストカードサイズのミニ原画という事で最低限の情報量でシンプルに描いていますが、なかなか良い表情が描けたように思います。
展示の開催も間近に迫ってきました。
メインの展示作品は旧作となってしまいますが、愛知では初展示となりますので合わせてお楽しみいただければ嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。
グループ展「fructus2021 愛知展覧会」告知
またしても展示の告知です。
愛知県・ギャラリーチカシンにて開催されるグループ展「fructus2021 愛知展覧会」に出展します。
会期は2021年9月16日(木)〜9月22日(水)となります。
「fructus」は昨年で惜しくも終了となった「blossom」シリーズの流れを汲んだ企画で、blossomの春に対して「秋」をテーマにした展示となります。
こちらも巡回展が予定されており、後日岐阜巡回展がギャラリームースにて開催されます。
岐阜の会期は2021年10月29日(金)〜11月10日(水)となります。
今回の企画では投票は行われませんが、blossom同様すべての作品がB2の大判タペストリーに印刷され、迫力ある展示をお楽しみいただけます。
季節の魅力が感じられる展示となりますので、お近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りください。
自分の作品も無事入稿済みとなっています。
にわかに展示の予定が重なって忙しくなってきましたが、しっかりと準備をしていきたいと思います。
9月の展示予定をまとめると、
8月30日(月)～9月12日(日)「Ready Worst-惡女-」箱の中のお店(愛知)
9月8日(水)〜9月12日(日)「絵に閉じ込めた人形たち2」Gallery螺旋(東京)
そして、9月16日(木)〜9月22日(水)「fructus2021 愛知展覧会」ギャラリーチカシン(愛知)となります。
現在も厳しい状況が続いていますが、どこかの機会で作品をご覧いただければ嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
グループ展「絵に閉じ込めた人形たち2」告知
今回も展示の告知です。
以前にも報告しましたが、メインビジュアルを担当させていただいているグループ展「絵に閉じ込めた人形たち2」の開催が近付いてきました。
改めて紹介させていただくと、東京のGallery螺旋にて昨年も開催した「人形」をテーマとしたグループ展の第2弾となります。
会場は同じくGallery螺旋。
会期は2021年9月8日(水)〜9月12日(日)です。
詳細は以下のリンクをご参照ください。
公募展「絵に閉じ込めた人形たち２」 | gallery-rasen
今回もイラストに限らず、人形作家の方などにも出展していただけるようなので、「人形」というモチーフの魅力を多角的に感じられる展示をお楽しみいただけると思います。
自分はメインビジュアル作品に加え、描き下ろしの新作も展示させていただきます。
自分らしい世界観のある作品に仕上がっていますので、ぜひ原画をご高覧ください。
会場のGallery螺旋（喫茶マチモ）は喫茶店なので、ご観覧の際には飲食のオーダーをお願いします。
来月開催の展示は前回記事の「Ready Worst-惡女-」の他にあと一本予定していますので、また追って告知させていただきたいと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。
グループ展「Ready Worst-惡女-」告知
しばらく水面下で製作等をしていましたが、そろそろ次の展示が近づいてきました。
そんなわけで久々となってしまいましたが、展示の告知です。
愛知県・箱の中のお店にて開催のグループ展「Ready Worst-惡女-」に出展します。
会期は2021年8月30日(月)～9月12日(日)となります。
箱の中のお店での展示は春以来ですが、ミニ展示ではなくレギュラーの企画としてはかなり久し振りですね。
今回のテーマは「悪女」。
艶やかさの中に毒を含んだような、妖しく魅力的な作品が楽しめる展示となりそうですね。
今回の展示には旧作で参加させていただく予定です。
愛知では初展示となる作品を用意しますので、機会があればぜひご高覧ください。
とはいえ新作がないのも寂しいので、間に合えばミニ原画くらいは描き下ろしたいですね。
しばらく製作していたのになぜ新作がないのかと言うと、同時期に他の案件が重なっているというわけです。
この後も告知が続きますので、引き続きお付合いいただければ幸いです。
