2016-01-01から1年間の記事一覧
一度描いてみたかった顔の半分骸骨が露出している的な絵です。アレな絵を描いておいて「人形だからセーフ」と言い張るスタイル。 自分の絵柄はそこまでデフォルメの強いものではないのですが、やはり漫画絵なのでリアルな頭蓋骨と合わせると整合性をとるのが…
今回は二次創作です。 「死人の声をきくがよい」は主人公の少年、岸田純が怪異に巻き込まれるホラー漫画で、ヒロインの早川さんは岸田の幼馴染の少女であり幽霊というキャラクターです。 岸田は霊感があり幽霊が見えるのですが、それ以上の能力はなく幽霊の…
現在開催中の「百華ト亡骸」展は残り1日となりましたが、同じく「箱の中のユーフォリア」様が主宰する来月の企画にも参加させていただくことにしました。 次回は2016年04月01日(金) ~ 04月10日(日)の間に開催される「学窓展」。 場所は名古屋市の「箱の…
完成しました。正式タイトルは「Silent Scream」。 前回から不要な線を抑えて上塗りで細部を整え、光の演出を加えました。 主に窓と街灯の光、空の星を書き加えています。 色数を絞って暗い画面にしていたのは、仕上げでの光の効果が映えるようにという思惑…
着彩を進めています。徐々に細かい陰影を描き込みながら整えていきました。 スカートのチェック柄や歩道のタイルの塗り分けで画面の情報量を高めています。 技術的にそれほど難しい事をしているわけでは無いのですが、規則的なパターンが苦手で無駄に時間が…
雰囲気を掴むためにざっくり全体に手を入れました。 夜のイメージで全体を寒色系に寄せて、メインの少女は赤を主体にして目立たせるように配色しています。 街並みは遠景に行くほど暗く沈んでシルエット状になるような見え方を目指して進めています。 背景が…
近頃あまり背景を描いていない気がしたので、練習のためにちゃんと背景を描こうと思い描き始めたものです。 こうした構図ではパースが重要になってきますが、自分としては大きく破綻していなければそこまで厳密に合わせる必要はないと考えています。 線もフ…
本日より開催のグループ展「百華ト亡骸」に出展している作品です。 グループ展の詳細はこちらの記事を参照。 yudie.hatenablog.com 今回のテーマである「花と亡骸」に合わせ、勿忘草の花言葉の由来となった恋人達のエピソードを元にアイデアを広げています。…
自分の絵はなんだか黒っぽいものが多いので、白っぽい絵を目指して描いてみました。 なるべくコントラストを抑えて、淡く儚げなイメージを重視しました。 白だからといって単色の濃淡だけで描いては面白みがないので、淡く色味を差して変化を付けることを意…
「そうだ、ゴスロリを描こう」というところまではいつも通りだったのですが、構想を固める段階で柄にもなくメルヘンチックになっていた一枚。 近頃はネタのストックもないので勢いで絞り出したアイデアを元に描くような絵が多くなっていますが、結果的に内容…
完成しました。 前回から主にエフェクトの処理やテクスチャによる加工、タイトルと作者名の文字入れを行っています。 今回はタイトルが入る前提の作品なので、絵が描かれている紙自体が燃えているような演出を行い、燃え落ちたところにタイトルが入るように…
前回から着彩を進めています。タッチを整えながら全体のコントラストを上げ、徐々にディテールを描き込んでいます。 基本的には乗算で明度を下げる、スクリーンで明度を上げる、オーバーレイで色味を変える、という3種類の合成モードを使い分けてイメージし…
着彩に入りました。 まずは全体に色を置いて、ざっくりと陰影を付けて仕上がりのイメージを掴もうとしています。 今回はメインカラーを赤と黒として、全体に赤寄りの色調で纏めていく構想です。 現状ではバックと制服の色差が少なく、同化気味なので調整が必…
新作に取り掛かりました。今回は昨年も応募した「有名小説表紙絵コンテスト」に応募するための作品です。 題材は夢野久作の「少女地獄」。三人の少女の「地獄」を描いたオムニバス短編集です。 表紙絵という想定とコンテスト用という事で、パッと目を引く事…
久しぶりにモノクロペン画。 近頃ペン入れを省く事が増えているのですが、あまりペン入れをしないと鈍るので定期的に使うようにしたいところです。 しっかりペン入れをしようと思ったので描き込みを要するモチーフを考えた結果、こういう絵になりました。案…
動きの練習として「ポップなアクションもの」というイメージで描いてみました。 華奢な女の子とごついチェーンソーという組み合わせのギャップを狙いましたが、ベタといえばベタなネタですね…。 タイトルには「ロリータ」と付けていますが、どちらかというと…
グループ展「奇形大博覧会」に参加したメインのイラストです。 当初は会期終了後に掲載するつもりでしたが、焦らす意味もあまり無いので展示が始まったところで掲載することにしました。 「奇形」というテーマに合わせて結合双生児の姉妹です。 右(Right)…
自分の参加するグループ展「奇形大博覧会」の開催が間近に迫ってきましたが、来月にもグループ展の参加が決まっています。 次回は自分の地元、名古屋で活動するクリエイターズグループ「箱の中のユーフォリア」様の主催する「百華ト亡骸-在りし日の君へ捧げ…
日傘を差した吸血鬼のお姉さんというイメージ。 日差しの強さを意識してコントラストを強めにしています。顔周りは日傘の影で暗めに落とし、目の輝きを強調してみました。 今回はラフからの着彩です。背景は極力手数を抑えて「何となくそれらしく見える」位…
先日告知記事を書いたグループ展「奇形大博覧会」、自分の作品は一枚のみと書きましたが、折角の機会なのでもう一枚描いてみました。 とはいえ時間もないのでシンプルな構成の(ほぼ)鉛筆画です。 テーマである「奇形」からの発想というよりは、女の子の泣…
久しぶりに二次創作。 ギターが主人公のいずみ、ボーカルがいずみの親友のノリコです。 「弁天ロックゆう。」は中学生のいずみが不忍池で出会った神様、弁天に「音を視る」才能を見出され、死んだ少女の遺した楽譜の続きを託されるところから始まる青春漫画…
昨年グループ展に参加させていただいた、画家の近藤宗臣様の企画にまた参加する事になりました。 今回の企画は大阪心斎橋アメリカ村のギャラリーパライソにて開催される「Paraiso Underground Art Project」の第一弾、「奇形大博覧会」です。 「奇形」をテー…
何を血迷ったか萌えキャラっぽいものを描こうとしたらしき一枚。 全体に明るさや柔らかさを意識して、コントラストを抑えてフラットな塗りにしてみました。 自分の描きやすい絵柄の範囲で「萌え」っぽいタッチに寄せてみたのですが、やるならもっとデフォル…
どうにか完成です。正式タイトルは「狂恋の舞姫」。 前回から黒薔薇を描き込んで整え、ヨカナーンの首に血を追加、その後放置されていたシースルーのベールを仕上げました。 シースルー部分は下に来るモチーフをまず仕上げてしまった方が描きやすいので、最…
メインのサロメとヨカナーンの首を描き込みました。 タッチを整えながら細かい陰影を描き込み、ライトを起こしてコントラストを上げています。 主役のサロメとの差を付けるため、ヨカナーンは寒色寄りで暗めにしてあります。 ここまでの作業で想定以上に時間…
全体にざっくりと下塗りをしました。 今回は赤基調で暗めの色を中心にして、メインのサロメを一番明るくして目立たせるという方向で進めていこうと思います。 描き込んでいく段階でライトを際立たせるため、下地はやや暗めの色にしてあります。 薔薇は今回は…
ペン入れをしました。今回は塗りでの描写の比重を上げようと思い、割とシンプルな線画にしてあります。 衣装は裸みたいな格好のくせに細かい要素が多くて神経を使いました。まあそういうコンセプトでデザインしたので当然なのですが…(笑) 人物のペン入れを…
新作に取り掛かりました。今回はオスカー・ワイルドの戯曲「サロメ」をイメージしています。 「サロメ」は恋した男に口づけする為、踊りの報酬にその男の首を求めるという物語です。 その退廃的な魅力から、挿絵を手がけたビアズリーを始め、多くの描き手に…
和風イラスト。格好良い女性を描きたいと思い、刀を持たせてみたところ、若干極妻風になった気がします(笑) 今回はラフから直接着彩。この描き方は細かいところは気にせず割とざっくり描いているので、テクスチャ等の加工に頼る部分が大きいです。 なるべ…
定番の人形絵。今回は鉛筆画です。 ちょっと趣向を変えてみようと思い、バラして箱詰めにしてみました。人形じゃなかったら完全にエログロですね(笑) 球体関節人形というものは分解して見せるのも一つの見せ方だと思います。猟奇的なニュアンスというより…